【ネタバレあり】MA式反射神経テスト

MA式反射神経テスト

ストーリー

ゾンビパウダーの開発

ガンジス公国南北事変が勃発し、追い込まれた北部がゾンビパウダーの開発を始める。
経済的に恵まれているとはいえ、戦時中で物入りだった北部は「死者を蘇らせる研究」と称し、家族を失ったばかりのレディから資金を詐取した。

研究中に危険性を察知した""は南部に警告し、ゾンビパウダーのサンプルを盗んだ。
カタナによってゾンビ化されたのが奏功して研究施設からサンプルを持ち出すことに成功したが、それから間もなく北部がゾンビパウダーを南部の広範囲にわたって撒き散らし、決死の行動は徒労に終わってしまう。

ゾンビ狩り

和平条約の締結後、南北のゾンビハンター達が各地へ派遣される。
南部の教会に逃げ込んだ""は3人の女性達(実はゾンビ)と共に追跡から逃れ、栄養源である生き血の提供者を求めて旅立つのだった。

キャラクター

(立ち絵はお借りした有料素材のため、低解像度かつ背景ありで掲載)

私 - Me

私

雇われた研究者。
ゾンビの再生系についての研究を担当していた。

苗字は「ド・ランジュ=ミヨシ=フォン・アイゼルネハント」で、メイ玄孫やしゃごに当たる。
自分で決めた「ゾンビ」というニックネームを撤回したがっていたが、他のゾンビ達に大分好評だったらしく、安住の地を見つけてからも同じように呼ばれ続けた。

ポニテ - Ponytail

ポニテ

ゾンビパウダーの被害に遭った女子高生。
元から運動神経が良く、ゾンビ化によって大の男も一撃で屠れる力を手に入れた。

持ち前のスピードとパワーを活かして、これまでのゾンビの常識を覆す速さで距離を詰め、敵の頭を片手だけで床へ叩きつけて木っ端微塵に粉砕する。
その偏執的なまでの戦闘スタイルから、またの名を「スイカクラッシャー」という。

嫌いな言葉は「善処」で、それを口にした者は信用しない。
話者の意図がどうであれ、彼女には「行けたら行く」程度の安請け合いとして捉えられる。

レディ - Lady

レディ

騙された資産家。
悪事へ加担させられた上、口封じのためにゾンビパウダーの散布地域へ放り出された。

罪悪感に苛まれており、事ある毎に死のうとしている。
自害を試みても死ねないことから、薄々自分がゾンビ化したのではないかと思いつつも、そのことを認められなくて絶命する方法を探し続けた。

終盤で彼女が持っていた毒薬というのは抗真菌薬のことで、ゾンビパウダーの主成分は真菌ゆえにゾンビが飲んだら息絶える。
初戦でポニテが倒したゾンビハンターの所持品から回収した後、他のゾンビ達を始末してから使うつもりでいた。

カタナ - Katana

カタナ

雇われた研究者。
ゾンビの知覚系についての研究を担当していた。

実はバイオテロの阻止を目的として研究施設に送り込まれた潜入捜査官で、ゾンビパウダーのサンプルを持ち出すために""を利用する。
しかし、自分でも気付かない内に彼へと入れ込んでしまうのだった。

偉人達の名言を引用しがち。
照れ隠しで「月が綺麗ですね」と言った時、テンプレで「死んでもいいわ」と返されたら、お約束だからそう言っているだけなのだと解釈する。
ちゃんと自分の言葉で「(君になら)殺されても良かった」と伝えてくれる人が好み。

ゾンビハンター - Zombie Hunter

ゾンビハンター
男性ゾンビ(実は人間)

ゾンビハンター
女性ゾンビ(実は人間)

ゾンビハンター
女子高生ゾンビ(実は人間)

ゾンビハンター
巨漢ゾンビ(実は人間)

教会にいるゾンビ達を駆除しに来た勇敢な人々。
内戦を経た後なので対応に当たれる兵士の数が少なく、彼らのように志願してゾンビと戦う者が多かった。

女子高生ゾンビが強いのは金属バット等で武装しているため。
巨漢ゾンビは丸腰だが、現役の力士ゆえに攻撃力が高く、辛うじて1発目の張り手をやり過ごしても2発目で止めを刺される。